2022-12-17 09:36 am by 須坂新聞
須坂市の中学生がオンラインで国際交流するイベント(市教育委員会主催)が10日、市役所であった。市内4校の1〜3年生16人が参加し、英語を使って豪州のスーパーマーケットでの買い物を体験した。
生徒たちに実践を通して「生きた英語」に触れてもらうことが狙い。新型コロナウイルスの影響で、2019年度に計画していた中高生対象の海外研修を中止したことから、代わりにオンラインを活用したイベントを企画。3、10日の計2回開き、各校から希望者が参加した。
スーパーでの買い物は、4グループごとに現地の女性の案内で店内を回った。映像を通して、陳列棚に並ぶ果物や菓子、豪州ならではのカンガルー肉などの紹介を受けた。
生徒たちは「How much is it?(いくらですか)」と質問し、気に入った商品があると「I want to buy cookies(私はクッキーを買いたい)」などと意思を伝えた。購入した商品は後日、手元に届くという。
買い物だけでなく、他の会場では米国の人たちとつながり、音楽や料理などを話題にしながら交流した。
墨坂中1年の松澤心羽(こはね)さんは「英語が好き。前回はうまく話せなかったけど、今回はたくさん話せて楽しかった。(現地の人に)英語が通じてすごくうれしかった」と喜んでいた。
市教委学校教育課によると、来年2、3月には市内小学校の5年生全クラスを対象に、授業の一環でオンライン国際交流を行う予定。
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