2022-12-24 10:01 am by 須坂新聞
日没の早い冬道で往来が激しくなる年末の交通事故防止を図ろうと、長野県独自の「年末の交通安全運動」が15日から31日まで繰り広げられている。
須坂警察署、須高・3市町村の交通安全協会は関係機関と連携して各種活動を展開。街頭啓発の「人波作戦」は初日の15日朝に須坂市と小布施町、16日朝に高山村で実施した。
このうち、須坂市はインターチェンジ入り口交差点周辺で行い、関係者約80人が交通標語が書かれたのぼり旗
をずらりと掲げ、通行車両に安全運転を呼び掛けた。
須坂署交通課によれば、須高地区では22日(356日目)現在119件の人身事故(須坂市99件・小布施町18件・高山村2件)が発生し、死者はなく、147人が負傷している。昨年同日に比べて発生は8件減少、死者は2人減少しているが、負傷者は5人増加している。
一方、JAF(日本自動車連盟)が毎年実施している「信号機のない横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる時の停止率調査」の今年の結果がまとまり、長野県は7年連続で1位となった=別表。
この停止率は2位以下を大きく引き離し、全国に誇る交通マナーと言えるが、「横断歩道歩行者」の事故は全県・須高とも増加。22日現在全県では17件増の204件、須高では7件増の13件発生しており、注意が必要だ。
同署交通課では「誰もが安全に通行できる横断歩道となるよう、運転手の皆さんは安全確認と一時停止のルールを守り、歩行者の皆さんは手を上げるなどのサインで横断の意思を伝えてください。冬道になり、日没も早くなっています。細心の注意をお願いします」と呼び掛けている。
2022-12-24 10:01 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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