2023-04-22 07:00 am by 須坂新聞
季節はずれの高温が相次いだ4月、須高地区で「過去最早」の熱中症が疑われる患者が発生した。11日午後、須坂市内の20代女性が駐車中の車内で具合が悪くなり、救急搬送された。同日は、須坂市消防本部に設置している気象観測装置で今年初の夏日(25.7度)を記録していた。
同本部で須高地区の熱中症発生(搬送)の統計を取り始めて今年度で14年目になるが、今年度の発生は、過去最も早かった2015年(4月28日)に比べて2週間以上早く、統計の初期の頃からは2カ月以上も早い。
13年間の統計を見ると、昨年度の件数は、過去2番目に多く、過去最も遅い10月16日に発生。4月に発生した年度、10月に発生した年度とも複数回あり、同本部警防課では「熱中症は長期間発生し、暑い季節だけとはかぎらない。屋内でも注意が必要。マスクは体内に熱がこもりやすいので、着用時はのどが渇いていなくても、こまめに水分を補給して」と呼び掛けている。
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