2024-03-09 09:48 am by 須坂新聞
県須坂看護専門学校(須坂市小山町、蔵之内睦美校長)は1日、同校体育館で「令和5年度卒業式」を開いた。第28期生33人(女性32人・男性1人)が卒業証書を授与された。「みとりの道は厳しくも明日のために今を究めん」。最後の校歌を在校生と一緒に斉唱し、学びやを巣立っていった。
4年制看護専門学校に移行して10年目。4年制では7回目の卒業生。卒業生には「高度専門士(医療専門課程)」の称号が付与された。人間総合科学大学の通信教育課程を履修した9人には併せて学位が授与された。
蔵之内校長は「新型コロナ感染症のためさまざまな制約を受けた4年間だったが、看護の土台をつくった皆さんの努力と研さんを心からたたえたい。高度で複雑化する医療現場や課題が山積する地域社会へ、自信を持って踏み出して」とはなむけの言葉を贈った。
送辞で在校生代表は「団結力があり、明るいクラスの印象のある皆さんは、全校の先頭に立ち、盛り上げ、導いてくださった。信念を持って未来を切り開いて」と送辞した。
卒業生代表で森琴音(ことね)さんは「実習や患者さんに向き合いながら自分自身にも向き合い、未熟さに涙を流したこともあった。くじけそうな時、仲間がいたから頑張れた。仲間と看護を学ぶことができて幸せだった。待ち受ける多くの困難に対し、自己の看護観を胸に日々成長していきたい」と決意の答辞で結んだ。
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