2005-04-29 07:09 am by 須坂新聞
春の褒章受章者が28日、発表された。県内13人。業務に精励し、衆民の模範者に贈られる黄綬褒章に7人、公衆利益を興し成績著明者や公同の事務尽力者の藍綬褒章に6人。須坂市春木町、小妻屋本店会長の牧正郎さん(76、写真)は、現在まで県信州そば協同組合理事長を10年務め、業務精励(製麺業)で黄綬褒章に。若穂商工会長峯村忠男さんは若穂面に。
昭和18年須坂商業高卒後国鉄入社。25年退社し家業に。26年同業20社に呼びかけ、任意団体北信そば組合を結成(現在継続中)。27年から品評会を始め品質向上を図っている。
35年新たに北信信州そば協同組合をつくり理事、専務理事から55年理事長に就任。57年まで務めた。その後四地区協同組合は連合会から1つに統合され、現組織に。平成7年5月業界の求心力やけん引力を期待され理事長に推された。以来業界の興隆を目指し、品質向上に取り組んでいる。品評会には全国連合会から審査員を招き、信州そば商標登録や認定事業など進め、業界22社の発展に強い指導力を発揮中だ。
「伝統の麺類を自信をもって消費者にアピールすることが大事な時期で孫子の代まで信州にソバの花が咲くよう、種をまき収量を増やす努力が今必要と考える。27年から品評会を行い地域発展に力を入れたことが評価されたのか」と話す。全国乾麺協同組合理事も務める。そばもうまいが作詞もうまい―と音楽文化にも情熱を傾ける。妻君子さん。孝宣社長夫妻と3世代で暮らす。
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