2006-05-28 12:00 am by 須坂新聞
小布施町横町から伊勢町に移転し、新築工事を進めていた須坂警察署小布施町交番(川喜田惇男所長)がこのほど完成し、6月2日に開所する。最近は児童を対象とした凶悪な犯罪事件が多発しているだけに、栗ガ丘小学校前の立地に、地元では「児童の安全面からも喜ばしい」と期待されている。
建築デザインは地域のシンボルとなるように、かつての小布施小学校校舎などの木造洋風建築の面影を継承。屋根はシルバーロマン瓦を葺き、敷地内を栗木で舗装、駐車場は広場としても活用、住民に親しまれる交番を目指している。また信州産のカラマツ・ヒノキ・スギなどを使用、信州らしさを演出している。
敷地面積482平方メートルで今までの1.4倍、建物は木造平屋建て205平方メートルでほぼ2倍の広さ。庁舎・所長宿舎・車庫・倉庫などを配置。宮本忠長建築設計事務所が設計監理、北條組が施工。総工費は約4,800万円。落成式は7月上旬の予定。横町の現交番は築後30年が経過して老朽化。狭く見通しの悪い県道豊野南志賀公園線沿いにあり、住民から交通量が多くて出入りが危険、場所が分かりづらい―などの声があった。今後は新しい拠点で地域の安全安心を守っていく。
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