2006-06-20 07:00 am by 須坂新聞
標高1,650〜1,900mの根子(ねこ)岳中腹(須坂市)に、塔の高さ70mほどの風車(3枚羽根)10基程度を建設して営む風力発電事業が計画されている。事業者(東京)がこれまで3回、説明会を行ったが、このほど住民有志が「根子岳風力発電を考える会」を結成した。13日、峰の原集会所で第1回勉強会を開いた。
代表世話人の中嶋昭さん(峰の原高原町、前区長)は「何もかも決められてしまってからでは遅すぎるので勉強会を設けた。峰の原だけの問題ではなく、多くの人に考えてほしい。観光や誘客、クリーンエネルギーへの期待などメリットの半面、水源地や生活への影響など疑問も残る」とあいさつした。
参加者は約25人。次回は27日午後7時から予定している。
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