2006-09-27 07:00 am by 須坂新聞
須坂高校(倉石雅史校長)は、特色ある学校づくりの一環として来年度から「進学対応型単位制高校」とする。開設科目数や最大修得単位数を増やし、単位制にすることで希望進路に合わせて科目や学習量を選択できるようにする。同校生徒のほとんどが国公立大学を目指していることから、これまで以上にきめ細かくセンター試験に対応できる体制をつくる。
単位制は科目が選べ、必要な単位数を修得すれば卒業できる。同校の場合は現在の基本96単位に加えて、2、3年次に自由に受講できる6時限目を独自に設けて最大102単位まで修得できるようにする。
授業は通常科目のほか、2・3年が一緒に学ぶことができる科目や独自科目、半期認定科目も設ける。学年制は維持する。前後期の2学期制。1時限65分授業。
センター試験などの入試科目や方式は多岐で複雑化している。同校はこれまで2年から主に文系と理系に分かれていたが、より選択の幅を広げ、今まで指導しきれていなかった学習内容や受験科目もカバーする。
5年前から校内で検討・準備し、ことし8月の県教委定例会で報告された。同校では「これまでの教育課程を基本に一層の充実を図った。生徒が柔軟に学び、一人ひとりの学力を伸ばせるようにしたい」と話している。
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