2007-05-12 07:00 am by 須坂新聞
日体大3年の小林裕和さん(須坂市南小河原出身、写真)が12日〜19日、オーストラリアの北都ダーウィンで開く「アラフラ・ゲームス」のセパタクロー競技に日本代表で出場する。2月のJOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニア選手権(東京)で男子優勝(日体大A)に輝き、最優秀選手に選ばれた。日体大と千葉大の7人で編成する代表2チームで挑む。3〜5日は日体大の3人で新潟オープン選手権に優勝した。
セパタクローは、9世紀から東南アジアに伝わる伝統スポーツでアジア大会正式種目。マレー語のセパ「ける」と、タイ語のタクロー「ボール」の合成語。足(手以外)で相手コートにけり入れるバレーに似た競技。バレーのチームワーク、サッカーの器用さ、バドミントンの鋭さが要求される。アラフラ・ゲームスは2年に1回、ダーウィンで開く。米国やアジア、環太平洋諸国が参加し、水泳やテニス、バレー、バスケなど30種目を行う。
小林さんは相森中、松商学園高卒。Jリーガー高橋義希選手の1年後輩でサッカー部に所属した。高校総体、ブラジル遠征、単身ドイツサッカー留学など経験した。大学進学後は「日本代表の可能性の高い」同競技に転身し、「次は世界選手権に出る」ことを目標に張り切っている。
小林さんの話 セパタクローはまだまだ知名度が低い競技だが、一度見ると熱烈なファンになる人が多い。もっと多くの人に知ってもらうためにもぜひ上位入賞を果たしたい。
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