須坂市/5年連続大臣表彰〜東中が受賞、馬場町老人クラブは知事表彰

2007-06-14 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 国土交通省、県、(財)公園緑地管理財団などで組織する実行委員会主催の「第18回全国『みどりの愛護』のつどい」が2日、安曇野市の国営アルプスあづみの公園で開かれ、花と緑の愛護に功績のあった団体として、須坂市立東中学校が国土交通大臣表彰、須坂市馬場町老人クラブが県知事表彰を受けた。
 式典には皇太子ご夫妻が出席され、全国から関係者約1,500人が参加した。大臣表彰は全国の82団体、知事表彰は県内の16団体。大会冊子では、東中を「平成6年に当時の生徒会が中心となって始めた。毎年学校から徒歩で15分の県道沿い約700mにサルビアの赤い絨毯ができあがる。花作りを始める前はポイ捨てがたくさんあったが、今ではほとんど見られない。生徒たちは3月の種まきに始まり、土作り・移植・定植・草取り・水やり・花がらつみと11月の片付けまで緑化委員を中心に全校で取り組んでいる。毎日学校からジョロを持って出掛けていき、花壇脇の用水路で水をくんで何度も水をやる。生徒たちは協力・責任・感謝の心を学んでいる」と紹介している。
 また、馬場町老人クラブの項目では「平成7年から須坂駅前にある大型スーパー駐車場入口に約50平方メートルの花壇を作り、花の手入れや周辺の清掃活動を始めた。花壇づくりはクラブ員が責任をもって行い、その結果、クラブ員同士のコミュニケーションが図れ、健康づくりに役立ち、地元への奉仕にもなっている。花壇にはベコニア、マリーゴールド、サルビア、カンナを効果的に植え、土づくりに力を入れることで秋遅くまで咲き続け、大勢の人々に安らぎと潤いを与え、明るいまちづくりに努めている」と記されている。
 なお、みどりの愛護大臣表彰は平成15年に南原町老人クラブ、16年に春木町老人クラブ、17年に仁礼宿・花いちもんめの会、18年に南小河原町花の会が受賞。今回で須坂市から5年連続の栄誉となり、須坂市の花と緑のまちづくりが全国から高い評価を得ている。
 また、会場内のメーン通路には須坂園芸高校フラワーデザインコースの生徒たちが育てたマリーゴールドとペチュニアのプランター100個が並べられ、大会に彩りを添えた。

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