2007-09-16 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の三木正夫市長(58)は11日の9月定例市議会一般質問の答弁で、任期満了に伴う市長選(来年1月13日告示、20日投開票)について、「再び立候補し、市民の立場に立ち、さらなる温かい改革を行いたい」と決意表明した=写真。
三木市長は「1期目の公約はおおむね達成できた。須坂のため―を基本に、活力と文化、誇りがみなぎる田園環境都市須坂の創造に引き続き努める」と述べた。
1期目の総括では、「市民の意見を聞く行政と併せて、行財政改革などで思いきった施策を進めた」とし、「16年度〜18年度で人件費を3億6,000万円、経常経費を1億4,000万円、補助金を9,000万円削減。歳入では普通財産処分で1億円の効果を上げた。市町村財政指標の実質公債費比率は12.5%で県内19市で4番目にいい状態」と述べた。
2期目に向けた基本姿勢は「厳しい時代だからこそ須坂市をより筋肉質にする」「今後さらに、効率的な行政運営のために職員を削減する」「本当に困っている人や福祉・医療にお金を掛けなければいけない。そのほかの事業はできるだけ知恵と工夫と行動で行う」と市政改革続行の方向を示した。ただ、「温かい改革」という表現で疲弊した地域社会への配慮もみせた。
三木氏は中央大法律学科卒。県総務部行政改革推進室長や下伊那地方事務所長を経て、平成16年の市長選に無所属で初当選した。
13日現在、市長選に立候補を表明しているのは三木氏だけだがほかにも立候補を目指す動きがある。
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