2007-09-29 07:00 am by 須坂新聞
地域で安心して子供を産み育てることができることを望む会(代表委員7人、現在会員98人・60団体)の代表委員、会員ら10人は26日、県庁で村井知事に「県立須坂病院への産科医師確保の要望書」を手渡した=写真。25日までに集まった3万3,985筆の署名簿も提出した。一方、須高市町村正副議長会の議長3人が知事に6項目の要望書を手渡した。また、地元県議2人が紹介し、県議会(服部宏昭議長)へ請願書と陳情書を提出した。
地域で安心して子供を産み育てるためには須坂病院でのお産の存続が欠かせないことから、常勤産科医2人のうち1人が事故によりお産の扱いが難しい状況で来年度産科休止の方針を示すことに対して「速やかに産科医確保の手だてをとり、同院に産科医の配属を」と要望した。
村井知事は「県立病院に産科医が足りないことや署名を集めなければならないことに対し申し訳ないと思う。県の務めとして皆さんからよかったと言われるまでお返事にはならないが頑張っていきたい」と述べた。
須高議長会は1.県の責任で早期に産科医を確保し分べん再開を 2.同院の県民医療室の充実と県全体の医療従事者確保を 3.産科医の負担軽減に助産師外来の開設を―と要望した。
会の事務局は「短期間に大勢のご尽力をいただき感謝申し上げたい。2次集計は10月10日ごろまとめたい」と取材に答えた。
2007-09-29 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy