2008-04-22 07:00 am by 須坂新聞
市教育委員会はこのほど、『わたしたちの須坂市〜小学校社会科副読本3・4年生用』(A4判、104ページ、写真)を発行した。編集委員は各校から選び、2年かけてまとめ、市内11校へ配布した。3,200部印刷。3、4年生は1,080人という。平成4年以来、16年ぶり4冊目。同教委では「地域を知ることで愛着が深まり、須坂市をさらに好きになって」と期待する。
3、4年生の社会科は地域学習がテーマ。市の自然や産業、健康や安全を守る活動、くらしのうつりかわり、地域の発展につくした人々―の学習を深めるため、市内の人々や公共施設、企業、商店、先人などが登場する。
第1編身近な地域や市の様子では、市の位置や地形、土地利用、公共施設、観光地を紹介する。第2編わたしたちの市の人々の仕事〜生産と販売〜では、農業、工業、商店に従事する人々の紹介を通じて農作物の生産や製造品ができる工程、販売の様子などを学ぶ。
第3編健康を守るでは、ごみ処理やリサイクル、水道水ができるまで、水の使用量、下水処理などを学ぶ。第4編安全なくらしを守るでは、警察署の交通事故対応、事故防止、消防隊員の出動、消火設備、水害に備える設備などを学ぶ。
第5編かわってきた人々のくらしでは、八丁鎧塚(よろいづか)古墳や道標、時の鐘、園里学校、祇園祭、高梨の牛獅子、製糸王越寿三郎、紫雲寺干潟を開拓した竹前権兵衛、製糸業のさきがけ青木甚(じん)九郎、牧場開設を進めた市川佐治右衛門、須坂藩の改革を行った殿様堀直虎、須坂のブドウ栽培の先人勝山仲兵衛(なかべえ)、須坂病院の基礎を築いた大峡荒治、菅平越えの道を開いた柄沢五一郎らを紹介する。第6編資料。
編集委員会委員は次の通り(学校名は19年度の在籍)▽委員長 業田凌千=森上▽副委員長 橘祐三=井上▽委員 清水春樹=須坂 横倉由紀子=小山 中村新治=日滝 富田昌秀=豊洲 藤沢隆之=日野 成田達昭=高甫 那須野裕=旭ケ丘 金子忍=仁礼 中沢裕子=豊丘
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