8月メセナホールで「すざかオペラ」再演

2008-05-06 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 平成16年10月以来2回目となる市民手作りのオペラを8月23日にメセナホールで上演する「すざかオペラ実行委員会」は1日から、入場チケットの販売を開始した。本番まで4カ月を切り、練習にも一段と力が入っている=写真。
 上演作品は、市制50周年記念事業として行った前回と同じ「オペラを作りましょう〜小さな煙突そうじ屋さん」で、13人のソリストは18年8月のオーディションで決定、音楽ではすざかオペラアンサンブルに加え、今回はメセナ少年少女合唱団、メセナジュニアオーケストラも参加し、出演者は総勢約80人となる。市民オペラのきっかけを作った元武蔵野音楽大学教授の浦野りせ子さん(須坂市新町/藤原歌劇団員、日本オペラ振興会評議員)が芸術顧問を務めるほか、前回と同じく、音楽監督・指揮を武蔵野音楽大学・同大学付属音楽教室講師の長瀬清正さん、演出・お話を東京音楽大学・桐朋学園大学講師の大島尚志さんが行う。浦野さんは前回は東京都在住だったが、今回は須坂市民としての参加で、出演者でもあり「故郷に帰ってきての公演はとても嬉しいこと。一層頑張ります」と張り切っている。
 この作品はオペラができるまでを分かりやすく劇(全3幕)にしたもので、より楽しめる舞台にしようと、役柄を増やし、ストーリーの展開をコンパクトにするなどの手直しも行ったという。長瀬さんは「再演は素晴らしいこと。前回にも増していいオペラとなるよう全力で努めていきたい」と話している。
 入場料は全席自由で大人2,000円、高校生以下500円。チケットはメセナホール、ナカムラ本店、平安堂須坂・長野店、ながの東急プレイガイド、中野市のヒオキ楽器シンフォニアで取り扱っている。
 事業は芸術文化振興基金、三菱UFJ信託地域文化財団の助成を受けているが、運営には多額の資金が必要のため、実行委員会では事業を支援してくれる賛助会員(個人1口1,000円、企業・団体1口5,000円)のほか、ボランティアで手伝ってくれるスタッフも募集している。問い合わせは実行委員長の牧広昭さんTEL026-245-0288=昼、事務局長の花岡君江さんTEL026-248-2755まで。
 ▽出演ソリスト 寺沢月花=東中1 夏目梨沙=井上小6 土屋生海=東中2 牧菜緒=東中1 内山梓=高山中3 湯本晶葉=栗ガ丘小6 湯本奏海=小布施中2 小林香織=須坂市大谷町 花岡佑美=須坂市北旭ケ丘町 塚田美樹=飯綱町 浦野りせ子=須坂市新町 小林秀久=須坂市小島町 山岸重雄=中野市。

2008-05-06 07:00 am by 須坂新聞 - 1 コメント



姫野八重子 @ 2008-08-14 04:57 pm

「 煙突そうじ屋さん」は大変楽しいオペラですね。芝居、練習稽古、そしてオペラが出来ていくのが良く分かりま
す。第2回の公演を楽しみにしています。

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