2008-05-31 07:00 am by 須坂新聞
須坂市で農業に従事する有志でつくる「ふれあい・とく市」(上原一幸代表=米子町)は17日から、毎週土・日曜日に横町の「まちの駅・信州須坂ふるさと百貨店」で農産物の販売を行っている。通年実施している湯っ蔵んどに加え、中心市街地の元気づくりに少しでも役に立つことができればと、新鮮な野菜や果物類を格安で提供している。
同グループは10年前に、農業改良普及センターの生活改善活動を行っていた5人が自分たちの生産物を自分たちで販売しようと立ち上げ、その輪を広げてきた。現在市内全域の40代から70代までの24人が加入、祭りなどのイベントにも出向いて「地産地消」を進めている。湯っ蔵んどではボランティアで草取りなども行い、喜ばれている。
取材した24日朝には中村恒子さん(本郷町)と佐藤ゆき子さん(下八町)が朝採りのキャベツ、レタス、フキ、キュウリ、アスパラガス、カキナ、ジャガイモなどを持ち寄り、早速「戸板市」を始めた=写真。土曜日は1日、日曜日は半日の予定だが、天候などの状況で変更もある。
2人は「私たちの生産物を市民の皆さんに食べていただければうれしい。どんどん持ってきます」と話し、販売を協働する同百貨店の塩野谷孝一さん(NPO法人NEXT須坂専務理事)は「私たちが毎月第2日曜日に行っている蔵の朝市にも積極的に参加していただいている。今回毎週販売したいとの申し出があり、大変感謝している。一緒にまちづくりの輪を広げていきたい」と話している。
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