2008-06-16 07:00 am by 須坂新聞
須坂市南横町の(株)サンジュニア(西原秀次社長)はこのほど、小中学校用にと、太陽熱プールシャワーシステム「サンジュニア君」3台を須坂市に寄贈した。3年連続の事業で、今回は東・墨坂中学校と豊丘小学校で使用。市内全15校中、7台の設置となった。
同システムはマイコン制御で、集熱器と蓄熱器を結ぶ循環路を通じて貯水タンク(460リットル )の水道水を温める。使用時は33度に設定。湯を使う時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど出さないシステムで、水泳授業を通じて自然エネルギーの学習にも役立つ。
西原社長は「子どもたちが太陽エネルギーに関心を持つことで、自然の恵みに感謝し、自然環境を大切にする心を育ててもらえれば」と話し、三木市長は「冷たい思いをすることなく利用でき、アトピーの児童・生徒から体がかゆくならないと喜ばれている。また、工業クラブ員としても日頃からのアドバイスやご支援ありがとうございます」と感謝していた。
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