【シートベルト着用率全県調査】須坂市は急降下…

2008-11-19 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 秋の全国交通安全運動に合わせて、県内全81市町村で9月下旬に実施したシートベルト着用率調査の結果がこのほどまとまった。須高は小布施町が98.2%で42位、高山村が98.0%で47位、須坂市が98.8%で74位といずれも中下位に低迷した。特に須坂市は7月の前回調査で過去最高の着用率と順位を記録したが、一挙にワースト7位まで急降下した。市では須坂警察署、市交通安全協会と連名で九反田町の国道403号沿いに全席シートベルト着用と安全運転を呼び掛ける看板を設置=写真、「今後も地道に啓発活動に努め、着用率100%と事故撲滅を図っていきたい」と話している。

 調査は県交通安全運動推進本部が年4回の交通安全運動ごとに行い、各市町村の担当者が他地域からの混入が少ない生活道路で平日に調べている。今回は81市町村の98カ所(人口5万人以上は原則2カ所以上)で15,440台を調査した。
 小布施町は100台を調査して、運転席で99人、助手席で12人中11人が着用、総合着用率98.2%で42位。今年7月に実施した前回(96.7%で62位)に比べて着用率・順位ともアップしたが、中位にとどまっている。25町中13位。
 高山村は274台を調査、運転席で269人、助手席で32人中31人が着用、総合着用率98.0%で47位。前回(98.6%で36位)に比べて着用率・順位とも下げた。37村中20位。
 須坂市は屋部町と大谷町で200台を調査、運転席で193人、助手席で36人中33人が着用、総合着用率95.8%でワースト7位の74位。平成9年春に始まった同調査で最高記録となった前回(98.7%で33位)に比べて大幅にダウン、昨年秋(ワースト9位)以来のワースト1ケタに転落した。19市中ワースト2位の18位。
 今回の県平均は97.8%。着用率100%は長和・箕輪・大鹿・上松・木祖・麻績・坂城の7町村。ワーストスリーは中条村89.7%、中川村92.7%、波田町93.6%。県内25署中で須坂署(97.2%)は17位。前回より6位下がった。
 また、チャイルドシート着用率も地方事務所ごとに調査、その結果、763人中で420人が着用し、着用率55.0%。今年4月の前回(54.7%)より若干アップしたものの、子どもの命を守るために本来100%であるべき着用者はいまだ半数にとどまる。須高を含む長野地方事務所は47.1%(138人中65人が着用)で県平均を下回っている。

2008-11-19 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。