2009-03-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂市馬場町に計画していた分譲高層マンション「ポレスター須坂」(マリモ・広島市)の建設が中止となった。隣接する須坂ハイランド町など4区は昨年5月、高さ制限などを求めて須坂市に請願。市は立地場所が高さ制限がない商業地域のため「法的に問題なし」と建設を容認してきた。市は中止を機に、景観条例の制定を含めた市全体を網羅するまちづくりビジョンの再構築が求められる。
マンション計画は1,346平方メートルの敷地に15階建て、延べ床面積5,740平方メートル、分譲戸数56戸。中止について、同社渉外部は「最近の経済状況の悪化や資材高騰、収益の見通しを総合的に判断した。用地の運用は検討中。市と住民にはこれから説明する」と話した。
ハイランド町区長の南沢正敏さんは「中止は良かった。ただ土地の転売先が心配。マリモは社会的責任として風紀を乱す業者に売却すべきでないし、市は指導してほしい」とし、「景観条例を含めたまちづくりビジョンの構築」を市と市議会に求めていく。市まちづくり推進部は「まだ先方から何の連絡もない。説明を受けた後に対応したい」とした。写真は撤去される看板。
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