2009-07-26 09:00 am by 須坂新聞
「信濃路はルールとマナーの走るみち」をスローガンに、長野県独自の「夏の交通安全やまびこ運動」が19日からきょう25日まで7日間の日程で繰り広げられている。
交通量の増える夏の行楽・帰省シーズンの事故防止を図る狙い。須高でも須坂警察署や須高交通安全協会が関係機関と連携して、各種活動を行っている。須坂市では21日、村山町信号交差点周辺で「人波作戦」を実施、約70人が交通標語を記したのぼり旗をずらりと並べ、道行くドライバーに注意を呼び掛けた。
須坂署管内では21日現在、126件の人身事故が発生、死者1人、負傷者149人で、昨年同日に比べていずれも減少している。市町村別では、発生件数は▽須坂市=87件で60件減▽小布施町=34件で1件増▽高山村=5件で3件増、死者は須坂市で1人、負傷者は▽須坂市=100人で76人減▽小布施町=41人で2人減▽高山村=8人で5人増となっている。
ただし、7月に入って事故が25件(14件増)と多発、1カ月以上のけがを負った重傷事故も7件を数えており、須坂警察署の宮崎稔交通課長は「上半期は順調に推移していたが、下半期に入って一転増加した。過去10年の統計を見ると、須坂署管内は上半期に比べて下半期が死亡で1.8倍、発生で1.2倍多い。このやまびこ運動を契機にさらに事故防止に努めていきたい。夏休みで子供たちの外出も増え、行楽などで車を運転する機会も多くなるので、一層の安全運転に心掛けてください」と呼び掛けている。
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