2010-05-30 07:00 am by 須坂新聞
須坂市身体障害者福祉協会川柳班はこのほど、設立15周年を記念して「ぬくもり川柳作品抄」を発刊した。
同協会には趣味のサークル14、登録会員約200人が所属。川柳班は平成6年、当時の北沢二郎理事長(80、八幡町)の提案で設立、現講師の山上邦茂さん(88、塩野町)が初代班長を務めた。月2回勉強会を開き、須坂新聞や会報墨坂などに発表している。
同班は平均年令が80歳を過ぎ、発足時の会員15人が8人に減少。作品抄は15周年を一区切りとして、新旧の全会員から1人100句ほどを選び、約1,500句を収めている。A5判、200ページ。1冊1,500円で頒布。希望者は同協会☎026-248-8887または山上さん☎026-246-0828まで。
山上さんは戦後、須坂市の俳人栗生純夫さんに師事していたが、信濃毎日新聞主催の川柳コンクールで優勝したのを機に川柳に魅力を感じて続けてきた。「川柳は誰でも気軽に楽しめます。大笑いではなく含み笑いが理想。厳しい時代にも心に余裕を持つ大切さを教えてくれます。会を立ち上げ、講師も務めた北沢さんに感謝。後任講師として、若い人にも川柳の面白さをアピールできたら」と話し、北沢さんは「西沢さん、永田さん、山上さんら講師陣に恵まれて、会は充実、私も楽しく参加。発刊は大変うれしい」と喜ぶ。写真は山上さん(右)と会員の松沢豊太郎さん(88、野辺町・左)。
出品者は▽浅沼春吉▽浦哲至▽兼田勲▽北沢二郎▽小柳袈裟男▽刺刀隆▽竹前錦雄▽塚原明子▽永田公男▽永田穣吉▽西沢隼人▽松沢豊太郎▽三井きく子▽山上邦茂▽渡辺元一
2010-05-30 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy