2010-06-12 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は7月から家庭ごみの全面有料化を実施する。2月から5月末まで69町で82回の説明会を開き、全世帯の28%に当たる5,148人が出席した。平成15年7月の一部有料化(シール制導入、41%)に比べ13ポイント少ない。町別出席率は5%から83%。世帯数は7年前より約1,000多い18,500世帯。案内チラシは全世帯へ配布済みで、近く、再度全世帯へ配布し、単身者や若者が多い集合住宅などへの周知も徹底したいとする。
第四次市総合計画後期基本計画で市は可燃ごみ排出量の本年度1万㌧以下を掲げる。有料化は21年4月に市環境審議会が答申し、21年12月市議会で関係条例を可決して進めてきた。ごみ処理費用の節減や地球環境への負荷低減、老朽化する清掃センター焼却炉の延命など図る。
21年度の可燃ごみは1万1,011㌧で前年度比1.2%減った=表。18年度から横ばい(微減)だが、本年度は4月、5月が前年同期比102%、106%と伸び、有料化を見据えた動きが見える。
有料化の対象は可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ。無料はプラスチック類容器包装、古紙類など従前の資源物。
可燃ごみ指定袋は10枚入りで販売する。袋代のほか1ℓ1円の有料で大の袋(30ℓ)は1枚30円、小(15ℓ)は15円かかる。粗大ごみは50円の証紙シールを張って町別に年1回の指定日に回収する。
旧指定袋は証紙シール(大30円、小15円)を張って出す(可燃・不燃共通)。
手元に残る平成18、19、20、21年度のごみシールは4枚で新しい可燃(大)指定袋1枚と交換できる。各町で7月まで日を決めて、また市生活環境課で6月26、27日午前9時〜正午に交換できる。
生活環境課は「7月実施に向けて再度周知徹底に努めたい。来庁者に説明し、電話(☎026-248-9019)でも個々の疑問に応えたい」と話す。
2010-06-12 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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