【特集・2010参院選】投票用紙が12枚多かった〜須坂市

2010-07-17 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市の長野県選挙区開票作業で投票用紙が投票者数を12上回る事態が起きた。
 投票した人は2万6,755人だが、投票用紙は2万6,767枚で12枚多かった。市選挙管理委員会によると、期日前投票(7月10日まで)は4,842人が投票。毎日投票者数と残余枚数を確認していて、誤りはなかった。開票当日(11日)も投票用紙の二重交付はなく、不審な投票用紙もなく、残余枚数も合っていた。「あらゆる場面を想定して検討したが、原因不明のまま」と13日の取材に応えた。12日の県への報告は、投票用紙が持ち込まれたことを意味する「持ち帰り・その他マイナス12」とした。
 開票作業は市民体育館で午後9時に始まった。選挙区の作業は11時に終わる予定だったが、11時前に12枚多いことが分かり、数え直したが12枚多く、11時ごろ開票作業を停止し、15分ほど協議。比例代表の投票者数との差は1票で、1人は比例に投票しなかったことが分かっていたので比例との投票者数のずれはなかった。
 開票作業を再開し、最終確定は12日午前1時28分。すべての作業が終わったのは予定時刻から25分遅れの2時7分だった。
 県区6人の有効投票数は表の数字の合計で2万6,115。そこに無効票652を加えると2万6,767になり、12多くなった。

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