2010-10-09 07:00 am by 須坂新聞
須坂市、国土交通省千曲川河川事務所、守谷商会・鹿熊組工事連絡会は4日、千曲川堤防漏水対策護岸工事で11月末まで実施する相之島護岸工事の見学会を雨の中で開いた。
河川側(堤外地側)の相之島護岸は、堤防漏水対策で915m区間に護岸ブロック工(遮水シート張りと大型連接ブロック張り)を、北相之島護岸は120m区間に護岸ブロック工と基盤漏水対策で470m区間に鋼製矢板を打ち込んでいる。相之島護岸の矢板打ち込みは実施済み。
一方、堤内地(住宅地側)は川から回る浸透水を砕石層で排水し、水圧を抑えるリリーフウェル工(幅1m、深さ2mに単粒砕石を敷く)を相之島護岸900m(写真)と北相之島護岸950mで実施している。
関係者の説明を受けた地元相之島町の藤田国良区長は「水害に悩まされてきたのでありがたい気持ちでいっぱい。これからは枕を高くして眠れる。工事個所が長持ちし、狙い通りの効果が上がることを期待している」と取材に答えた。
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