2012-02-19 07:00 am by 須坂新聞
市議会会派(議員グループ)の新自由クラブ、無所属クラブ、須坂市民クラブ、共産党市議団の8人は先ごろ、須坂商工会館で4会派合同の市議会報告会を開いた。12月定例会報告の後、各会派が市の課題と解決策に触れた。出席した約20人の市民からも市の課題が指摘された。
須坂市民クラブの宮坂成一議員は、中心市街地の人口減少とは対照的に人口が増える町があり、両者への対策など人口問題と、公共施設マネジメント白書を作成して市民に行政の中身を知らせる必要性を指摘した。
共産党市議団の竹内勉議員は、処分場候補地の立地と市の水源地の課題、国の悪政の防波堤になる市行政への期待感を表現した。
無所属クラブの北沢雄一議員は、処分場候補地と空き地・シャッター商店街・耕作放棄地への対応を挙げた。
新自由クラブの佐藤寿三郎議員は、旧須坂町地域の消防団再編成と防災、人口流出・商業活性化への対応を指摘した。
一方、出席した市民は「処分場は被害の発生しない場所につくるべき」「候補地を含む水源地一帯の水のありがたさを市民に知らせて」「処分場候補地の水の問題はしっかり議論を」「高齢社会が一段と進む2025年問題に備え、どんなまちをつくるのかを考える必要がある」「住民監査請求の結果に納得していない。議会のチェック機能の強化を」と出された。
議員からは「議員の能力を高めるとともに市民の監視能力を高める必要もある」と声が上がった。
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