2012-10-27 07:00 am by 須坂新聞
須坂市消防団(依田浩明団長、879人)は21日、団員が参加する「婚活パーティー」をスザカ迎賓館で開いた。平均年齢32歳の男性団員の約58%が独身ということもあり、出会いの場を提供しようと初めて企画、20〜40代の団員30人と、市内外、遠くは中信地方から応募した20〜40代の女性29人が、緊張の中にも楽しいひと時を過ごした。
団員には事前にマナー研修を実施。パーティーでは冒頭「カップリングパーティー」と称して、席を固定した女性に対して、男性が席を一つずつ移動させながら対面、1回の持ち時間90秒の中でプロフィールカードを相手に見せながら、全員が初顔合わせを行った。
続いて、男女が均等にテーブルに着き、食事やデザートを楽しみながら、フリータイムで親交を深めた。最後に、気に入った相手に自分の氏名・住所・電話番号などを知らせる「アドレスカード」を記入、退場の際に事務局が当人に手渡した。
テレビ番組にあるようなカップリングの発表はなく、互いが気に入ったカップルがいたかどうかも不明だが、参加した団員は「普段女性と知り合う機会がないので、こういうパーティーは非常にありがたい。一つのきっかけになったと思う」と歓迎。事務局の市消防本部には団員の親から「息子には早く所帯を持ってほしいと思っているので、ぜひ今後も開いてほしい」との電話があったという。
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