2013-09-14 07:00 am by 須坂新聞
森上小学校の4年生52人は11日、旧屋代線西側に位置する大字小山地籍の中堰(なかせぎ)地区にある「わさびの里 湧水公園」に、シバザクラやルドベキアなど約2,000本の花を植えた。
同公園は中堰農地・水・環境保全組合(永田栄一組合長)が、湧き水の水路を利用して整備。昨年1月に現在の森上小6年生がワサビの苗を植えた。今回は周辺の土手を花でいっぱいにしよう―と、児童との連携による花の植栽を計画。国の農地・水保全管理支払交付金を活用した。
雑草が生い茂っていた土手は、同組合が事前に刈って植栽に備えた。児童らはこの日、額に汗をにじませながら、斜面に足を踏ん張って熱心に作業。倉嶋杏莉さんは「枯れ葉や石をどかして植えるのは大変だけど楽しい。来年の春が楽しみ。ぜひ見に来たい」と話していた。
永田組合長は「食育や“身土不二”の意味に触れ、地域の自然を誇れる憩いの場になれば―という当初のイメージがやっとかたちになってきた。ワサビの栽培も今後、さらに改良を加えていきたい」と話していた。
10月に6年生がワサビを初収穫する予定。
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