2013-09-21 07:00 am by 須坂新聞
台風18号は16日午前に県南部を通過、多くの被害を与えた。県農政部によると、農産物被害は県全体で約2億6,700万円。須高地区では小布施町で約8,250万円、須坂市で約970万円。須高は千曲川河川敷を中心に、リンゴやモモなどに被害があった。
小布施町では、千曲川河川敷を中心に収穫前のリンゴやクリ畑が水に浸かる農業被害がみられた。下流の立ケ花観測地は16日午後11時に河川水位がピークの7.8mに達し、避難判断水位の8.8m、はんらん危険水位の9.6mに迫った。
河川敷の畑は、人の背丈ほどの高さまで水位が上がり、リンゴやクリなどの実が水に浸かる被害があった。17日も水は残り、一面にリンゴが落下していた。
須坂市では村山、相之島、福島などの河川敷で晩生種、中生種のリンゴやモモなどに冠水被害があった。
泥が付着すると出荷不能になる。JA須高は「排水や薬剤散布を速やかに行うなど少しでも被害を減らして」と呼び掛けている。
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