2014-04-12 07:00 am by 須坂新聞
須坂市境沢町三峰神社奉賛会(常川守会長、会員約80人)と境沢区(渡辺賢良区長)は5日、小学校に入学した同町の1年生に三峰神社春祭りの参拝を呼びかけ、訪れた約10人に交通安全のお守りと色鉛筆を贈った。
三峰神社(本社・埼玉県奥秩父)は火防、盗難・厄よけの神として信仰され、各地に分社が存在する。
境沢町三峰神社は、明治10年ごろに三峰講を起こして勧請(かんじょう)し、公会堂西隣にあった旧伊勢宮の神楽屋台に祭ったのが始まりとされる。
現社殿(神明造り、高さ1.5m)は、明治44年に作られた基壇や100m西にあった共同井戸の縁石(切り石)を活用する。平成21年12月、公会堂南入り口の現在地に移転。修理後、覆い屋(高さ2.8m、幅、奥行き1.8m)を建設。平成23年春には境内樹木として近隣住民(匿名)により珍しい「しだれ桑」が寄贈された。
祭事を執り行う山岸孝爾宮司(八幡墨坂神社宮司)が「入学の祝いと入学を機に地域のお宮に親子で足を運んで親しんでほしい」との願いを込めて提案。八幡墨坂神社氏子総代の常川守、永田幸雄両氏が賛同。区に呼びかけて実現した。
渡辺区長は「子供の成長と神社そのものを知る人が少ない今日だが、安心して通学できるよう願っている」。奉賛会の高橋信副会長は「町の神社へ崇敬の念を抱いてもらい、併せて地域の一体感につながれば」と話す。
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