知事の名刺を受注したのは?〜押し花、再生紙とコラボで

2014-04-26 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県は知事などが使用する名刺のデザイン提案を県内障害者就労施設等に呼びかけ、18日、NPO法人まいぺーす(堀川勝巳理事長、須坂市高梨町)が運営する「多機能型事業所もえぎ舎」(堀川勝巳所長)ほか1施設(諏訪市)に決めた。堀川所長は22日の取材に「昨年12月初旬に話があり、知事の名刺をやってみたいと応募した。念願がかなった。運営に弾みがつき、工賃アップにつながれば。さらに市町村へ広がるとありがたい」と話す。
 官公需の発注を促進する障害者優先調達推進法は施行2年目。
 採用された名刺の紙は、牛乳パックリサイクルに取り組む大阪府の「紙好き交流センター麦の会」の手すき再生紙。文字入力・印刷・断裁はもえぎ舎で。押し花は岡山県のワークショップちどりに依頼した。厚手の紙と色あせしない、1枚1枚異なる押し花の、得意分野コラボ。知事の名刺にふさわしい洗練されたデザインで、障害者事業所のネットワークも大切にした。
 入力を担当した竹内雅人さん(27、南小河原町)は「知事の名刺はなかなかできることではないので光栄。誤字脱字がないよう集中した」と話す。もえぎ舎は旧市福祉企業センター井上分場で2年目。

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