須坂市連合婦人会〜ことし60周年

2014-04-26 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市制施行60周年のことし、須坂市連合婦人会(篠塚みち子会長、132人)も誕生して60周年を迎える。会員は当初より激減したが、新年度も、奉仕活動、貸し衣装事業、再生紙共同購入、古紙回収、物資あっせんなどに加え、地球温暖化防止のPRイベントとして始めた「月見夜楽」などを行う計画だ。5月6日の総会で承認後、節目となる新たな1年がスタートする。

【会員数は減少の一途…新たな加入に期待】
 昭和29年、須坂町と日野、豊洲、井上、高甫の4ケ村が合併し須坂市が誕生。同時に上高井郡連合婦人会から独立した。その時の会員は約3,500人。後に約4,000人に達した。
 婦人が参政権を得たことで社会参加への意欲は増し、結婚改善に向けた花嫁衣装の共同購入、明るい家庭生活のあり方や食品の安全性、消費生活、ごみ処理、環境問題など、生活に密着したテーマを取り上げる活動が活発化していった。
 しかし、核家族化、女性の社会進出などが影響してか、近年の婦人会員は減少の一途をたどる。
 全盛期は市内を12ブロックに分けていた支部活動も、昨年度の加盟は6町で3ブロックのみ。さらに本年度はブロックが消滅し、加盟する町は八幡、井上、米持だけとなった。町の婦人会単位としては連合婦人会を脱退したが今までの活動は継続したい―と、連合婦人会の個人会員として参加する女性も多い。
 篠塚会長は「社会環境が変わり、会員が減ってしまうのは仕方がない。婦人会活動は自分自身のためでもあり、社会参加にもつながる。PTA活動などが一段落して、地域とのつながりが薄れてきた世代の女性たちにどんどん加入してもらえればうれしい」。これまでの活動を大切にしつつ、若い世代の新風が吹き込んでくることも期待している。
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 なお任期満了に伴う新役員は次の通り(任期2年)。
 ▽会長 篠塚みち子(再任)▽副会長 田所とみ枝(再任) 丸山幸子 竹前政子

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