2014-06-07 07:00 am by 須坂新聞
三木市長、豊田清寧市議会議長、神林章須坂商工会議所会頭、小笠原克夫市議会経済建設委員長は4日、太陽誘電(東京)の高崎グローバルセンター(高崎市)を訪れた。須坂工場(穀町)と新横浜事業所を来年3月末をめどに青梅事業所に全面移管すると先月発表した太陽誘電モバイルテクノロジーの今後について、須坂工場での事業継続を要請した。5日の記者会見で三木市長は「同社は、須坂工場での継続は難しいと回答した」と述べた。
理由について、市長によると、須坂工場クリーンルームの生産能力が限界に達する打開策として、同社は「須坂工場内の増設や日滝原産業団地への移転・新設など検討したが、多額の費用がかかるため、譲渡を受け、日立製作所の青梅工場を稼働した。青梅は建物が大きく、既存クリーンルームが十分活用できる。経済効果と事業拡張のため集約・機能統合が最善策」とした。
要請は3点。?新事業所へ異動できない従業員に対する最大限の就労支援―について同社は「全従業員に対し異動をお願いしたが、家庭の事情等で異動できない人にはできる限り再就職支援をする」?行政機関の支援が必要な、異動できない従業員の情報等は早めに提供を―には「再就職先が決まらない場合は須坂職安を通じ、支援をお願いする。市へも情報提供すると回答した」とした。同社の中野勝薫(かつしげ)取締役らが対応した。
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