2014-07-12 07:00 am by 須坂新聞
須坂市に今年初の大雨・洪水警報が発表された6月18日の降雨について、市総務課危機管理係が分析したところ、警報が発表される前に同レベル(1時間雨量50?)の雨量を観測していた場所があることが分かった。このため、同係では、気象台から警報の発表がなくても警報レベルの強い雨になることがあるとして「雨の降り方がいつもと違うと感じたら、ぜひ連絡を」と呼び掛けている。
同日、須坂市には午後6時15分に大雨・洪水注意報、7時35分に同警報が発表された。6時20分〜7時20分の1時間の雨量について市が4カ所(市役所、豊丘上町、仁礼町、峰の原高原)に設置している雨量観測装置のデータを比較すると▽市役所=1?▽豊丘上町=42?▽仁礼町=9?▽峰の原高原=7.5?―となり、警報発表前に豊丘地域が局地的な豪雨に見舞われていたことが判明。市役所付近では警報発表後に本降りとなった。
日本列島は台風としては初の特別警戒が出された8号が猛威をふるったばかり、災害は人ごとではない。
同係では「今回のように同じ須坂市内でも場所によって降雨状況が著しく異なることは今後もあり得る。梅雨末期や本格的な台風シーズンを控え、市民の情報提供をもとに適切・迅速な対策を図り、市民と行政が協働する災害に強い須坂市を構築していきたい」と話している。
情報提供は市役所代表電話(☎026-245-1400)で24時間受け付けている。
2014-07-12 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy