2014-12-20 07:00 am by 須坂新聞
須坂市松川林間工業団地の?長野溶接営業部長を務める白根柔雄(やすお)さん(47、長野市)率いるロックバンド「栗原交響楽団with性活向上委員会」が7日、ホクト文化ホールで開かれた「おやじバンド・フェスティバルin NAGANO2014」でグランプリに輝いた。
同フェスティバルは県内を中心に、メンバーの平均年齢が40歳以上のバンドのみが出場できる文字通り?おやじバンド?の祭典。今年で5回目。音源審査を経て予選を勝ち抜いた10組が、ホクト文化ホールの大ホールで本選を競った。
白根さんは須坂市出身で、高校在学中に市内に存在した音楽サークル「フリータウン」の仲間と数年前に再会したのが縁でバンドを立ち上げた。ライブハウスJ(谷口大希代表=須坂市出身)を中心に年に数回、ライブを行っている。また、RCサクセションのボーカル・忌野清志郎さんの命日の5月2日には追悼ライブイベントも毎年主催している。
本選ではRCサクセションの曲を演奏し、ピンクの衣装に身を包んだ白根さんはステージ狭しと駆け回ったり、観客席に飛び降りて熱唱するなどした。在りし日の忌野さんをほうふつさせるパフォーマンスで観客から最多得票を集めてグランプリを獲得した。
白根さんは取材に「狙っていたグランプリを獲れてとてもうれしい。この年齢になってもバンドを続けられることに仲間や家族に感謝している」と話し、少し照れ気味に「ロックしようぜ」とつけ加えた。
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