【須坂市議選?】新人6人、現職14人が当選〜投票率5割切り過去最低

2015-02-07 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 任期満了に伴う須坂市議選(定数20)は1日、投開票され、現職14人と新人6人が当選した。投票率は前回を8.8ポイント下回る49.18%で過去最低を更新した。期日前投票は前回に比べ114人多い4,185人で有権者の1割を占めた。トップ当選は3回連続で宮坂成一氏。公明党新人の堀内章一氏が57票差で続き、現職浅井洋子氏は前回4位から順位を一つ上げた。新人岡田宗之氏が1,204票を、共産党新人の久保田克彦氏が1,112票を得て共に上位に。
 宮坂成一陣営は大谷町研修センターで、100人を超える支持者が開票の行方を見守った。午後10時の開票速報第1報で唯一500票が開示され、STVの当選確実が出ると、拍手に包まれた。3期連続のトップ当選に宮坂氏は「責任の重さを感じている。市政を良くするために市の課題を市民と真剣に討議していく必要がある。行政とは是々非々で、政策提案もしていきたい」と決意を述べた。
 当選者は男性が1人増えて18人、女性は1人減って2人。50代5人、60代14人、70代1人。当選者の平均年齢は61.4歳で前回より1.8歳高い。党派別は共産2、社民・公明各1のほかは無所属。
 投票率が50%を切った結果について、市選管の北原勲委員長(選挙長)は2日、「身近な選挙でも投票率が上がらない危機的状況にあり、議員には市を挙げて議論する機会をつくってほしい」と述べた。また、新議会について「当選人は市民から議員をやってくださいと負託され、選挙で選ばれた。市長が驚くほどの政策提言をしてほしい」と期待した。

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