2015-02-21 07:00 am by 須坂新聞
「恋人の聖地」須坂アートパークの主要施設、世界の民俗人形博物館がこのほど、旅行新聞新社主催の「第35回プロが選ぶ観光・食事・土産物施設100選」(全国旅行業協会と日本旅行業協会後援)に4年連続で選ばれた。清水富子館長は「4年連続の100選を励みに、これからも恋人の聖地にふさわしい、誰もが愛を感じて、温かな心になれる施設を目指していきたい」と話している。
全国の旅行会社に投票用紙16,310通を送付、有効票を集計した。観光・食事・土産物施設100選のほかに、ホテル・旅館100選、優良観光バス100選、優秀バスガイド、優秀バスドライバー、もてなしの達人などの部門がある。
須坂アートパークは平成22年4月にNPO法人地域活性化支援センターから恋人の聖地として認定され、翌23年には、春分の日と秋分の日に太陽の影がきれいなハートをかたちづくるモニュメントも設置した。
以後、恋人の聖地ならではの幸せや愛をコンセプトにした多彩な事業を展開。現在開催中の「30段飾り1000体の雛祭り」ではハート状に雛を並べ、冬のイルミネーションイベントでは各作品に無数のハートを散りばめるなど、来訪者の心をいやす観光名所となっている。
今年で9回目となる「30段飾り1000体の雛祭り」は全国屈指の大規模な雛飾りとして、毎回約3万人が訪れる人気イベント。今回もアートパーク一帯(世界の民俗人形博物館、須坂版画美術館、歴史的建物園)で約6,000体を展示しており、例年同様、大勢の人たちでにぎわっている。
旅行業者が100選に選んだことを裏付けるように、バスツアーでの来訪も多く、きょう21日から25日までに首都圏や山形県から6団体(約300人)の予定が入っている。ほかにも、スキーとセットにした高校の修学旅行のルートにも組み込まれている。
展示は人形博物館で4月19日まで、版画美術館と歴史的建物園では善光寺御開帳と同じ5月31日まで行う。
世界の民俗人形博物館の川口勝美管理係長は「観光協会と連携して関東・中京・関西、さらには北陸方面へPR活動を積極的に行っていることが浸透してきた。今春は北陸新幹線開通や善光寺御開帳などがあり、北信に風が吹いている。これからが本番なので、なお一層の誘客とおもてなしに努めていきたい」と話している。
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