2015-06-13 07:00 am by 須坂新聞
インターハイ出場を決める初優勝の瞬間をコートで迎えた加藤・早野組は、相手ペアとは対照的にミスをしても常に笑顔を絶やさなかった。
二人とも緊張に押しつぶされそうになりながら勝利を目指した。「絶対に負けない」。2年生の相手に序盤でリードを許しても決して気持ちは折れなかった。
「試合中はプレッシャーでつらかった」と加藤さん。それでも「3年生で勝利をつかもうと話していた」と、仲間との約束が背中を押した。「終わった瞬間は感情が溢れた。本当にうれしかった」と喜んだ。
早野さんは「ダブルスにはペアがいる安心感がある。支えてあげられるし、支えてもらえる。自分はダブルスだったから勝てた」と言う。優勝を決めたコートに立っていられたことは「誰もが経験できることじゃない」と振り返った。
3年生の意地を見せた決勝は、二人にとって忘れられない試合になった。
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