2015-08-01 08:31 am by 須坂新聞
須坂市は29日朝、野辺町に設置する「ラウンドアバウト」(変則五差路の環状交差点)に進入する車両に走行注意を呼びかけるビラを配り、啓発活動を行った。須坂署、須高・須坂市交通安全協会、市の13人が五差路に分かれて注意を促した。運転者には「環道手前でスピードを落とし、ウインカー(方向指示器)を出して示し、環道内の走行は徐行を」と呼びかけた。
昨年9月1日の供用から11カ月が経過。市道路河川課によると、交通事故は環道内で追突が1件あったほか、環道付近での前方不注意と冬のスリップ事故が各1件あった。
同課は「特に構造上の原因による事故はないが、五差路が見渡せることから、慣れによるスピードの出し過ぎが見られる」と話す。
交通量は、同交差点の整備前が12時間で4,700台。「整備後は増加しているようだ」(同課)。
ラウンドアバウトの設置は、県内では飯田(2)、軽井沢、安曇野、須坂と5カ所。全国では4月末で45カ所に上る。須坂への視察は新潟県・新潟市、山口市議会党派など国・県・市行政や議会が5〜6回訪れている。
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