井上の大型商業施設建設計画(1)〜三木須坂市長が市民会議で見解

2015-08-08 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市は29日、井上地域公民館で井上ブロック住民を対象にした懇談会「地域づくり市民会議」を開いた。井上の上信越自動車道須坂長野東IC北側で、イオン傘下のイオンモールが出店を検討している大型商業施設(敷地面積14.3haを予定)の建設計画について、三木市長はメリット、デメリット、周辺地域への影響などを踏まえて検討したいと述べた。
 出席者から見解を求められた三木市長は、開発業者の説明で構想は広域防災拠点型商業施設とされることから「千曲川沿岸にとっては大切な施設になると思う」とし、施設内容については「聞いた限りでは農業、商業、観光、交流などにメリットがあると思う。ただ、市民の一部には市中心部などの商店に影響するのではとの意見もある」と述べた。
 また、計画地は農地のため、食料自給率が低い中での農地開発の是非や、人口減少社会での大型店存続の見通し、周辺地域への影響なども踏まえて検討する意向を示した。「開発業者からしっかり情報を得て、市民や地元に提示して、意見交換しながら決めていく」とした。

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