2015-09-12 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の三木正夫市長は7〜10日の市議会一般質問で、井上の大型商業施設建設計画への対応について、今後、関係団体などでつくる組織を設けて協議する方針を示した。大型商業施設建設は、中心市街地へ及ぼす影響や農地活用などの面で賛否があることから、メリットやデメリットのほか、今後の市のまちづくりも含めて話し合ってもらうという。
理由として「どういうまちづくりをしていくかというのが一番大きな観点。それと、賛成と反対の相反する意見がある。問題点を1つずつ整理し、研究することが大事。もう1つは、(計画地は)農地規制が大変厳しいことを理解してもらいたい。普通の人が家を建てる際にも厳しい。そうしたことにも波及してくる。厳しいとしたら、それらについてどのように改善するかということを話し合い、実態を知ってもらうことが大事」とした。
協議組織は商業や農業団体、地元区などで構成する見込みで、早ければ10月中に設けたい考えという。
建設計画に対する自身の態度については「期限を決めて結論を出すことは考えていない。(協議組織で)協議を進める中で結論を出したい」と述べた。「多くの人の意見を聞き、より良い方向にやっていくことが大事」との考えを示した。
2015-09-12 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy