2015-10-17 07:00 am by 須坂新聞
須坂商業高と須坂創成高は24、25日、同校(須商キャンパス)で実習販売「須商・創成マーケット2015」を開く。ことし4月に開校した創成のエリアを設けるなど、商業が築いてきた伝統のマーケットに新たな要素が加わる。
社長を務める中野賢太郎君(18)は「商品を売るだけでなく“おもてなし”を大事にしたい」と話す。重い荷物運びを手伝う「もてなし隊」や、案内係を新設して対応する。
接客の向上や社員(生徒)の士気を高めるため、あいさつ練習に力を入れてきた。接客用語を身に付けるために時間を割いたり、日ごろの生徒同士のあいさつにも意識を向けた。その成果が表れてきているという。
売り場は物産販売が目玉の一つで、修学旅行で訪れている沖縄県伊江島の特産品をそろえる。ピーナッツ菓子や炭酸飲料水、島ラッキョウを原材料に使ったドレッシングなどを販売する。
創成エリアでは、農業科と創造工学科の生徒が製作した商品が並ぶ。農業科は竹垣、創造工学科はちり取り、文鎮などを売る。
飲食は丼もの、麺類、甘味などを提供する4店が出店。生徒がマーケットでの販売を目指して考案した新商品も味わえる。
「須商マーケット」を改称し、商業、創成両校で取り組む初めてのマーケットになる。中野君は「スムーズにできるか不安だけど楽しみもある」。多彩なイベントも用意しており、多くの来場を呼び掛けている。
目標来場者数は4,500人。売り上げは550万円を目指す。両日とも午前10時〜午後4時。
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