2016-02-20 07:23 am by 須坂新聞
須坂市防犯協会(会長=三木須坂市長)は12日、メセナホールで平成28年度の総会に合わせて研修会を開き、須坂警察署の担当者が管内の犯罪や交通事故の発生状況を説明、理解と協力を呼び掛けた。
須坂署生活安全課によれば、昨年(平成27年1〜12月)1年間に須高地区で発生した刑法犯罪は248件で、前年に比べて81件(24.6%)と大幅に減少した。
別表のように、4けたを数えた平成13年をピークに、年により増減はあるものの、全体の流れは減少を続け、昨年はこの15年間で最少。2位の24年(315件)より67件も少なく、ピーク時の4分の1以下に。高山村は初の1けたを記録した。
県内全体では11,502件で前年比12.9%減。須高3市町村の増減率は須坂市が23.8%減、小布施町が10.2%減、高山村が70.0%減。
手口別で増加は▽さい銭ねらい=2件→9件▽置引き=5件→8件―など。減少は▽自転車盗=60件→48件▽車上ねらい=17件→6件▽出店荒らし=6件→1件―など。全体の37.1%にあたる92件で70人を検挙した。
このほか、少年非行では15人(前年同数)を検挙補導。年齢の内訳は▽小学生以下1人=同数▽中学生4人=3人増▽高校生8人=1人増▽その他2人=4人減。15人中13人が初発型非行で、10人が万引、1人がオートバイ盗、2人が占有離脱物横領。
特殊詐欺はいずれも須坂市で5件(うち1件は未遂)発生、4,323,246円をだまし取られた。件数は前年より1件増加、被害額は1,383万6,754円減少。手口はオレオレ詐欺が3件、架空請求(支払え)詐欺が1件、還付金等(返します)詐欺が1件。また、金融機関窓口などの水際では8件(3,712万5,000円)を阻止した。
県内全体では297件発生、8億561万5,311円の被害が出た。被害額は2億円以上減少したが、件数は107件も増加した。
なお、市防犯協会では1月1日付で市内全町の482人に防犯指導員(約40世帯に1人/任期1年)を委嘱、地域防犯の中核として活動してもらう。
また、地域の見守り活動などを行う地域安全サポーターには43団体が登録している。
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