2016-10-08 07:00 am by 須坂新聞
今年6月29日に運用を開始した須坂市沼目町の環状交差点「ラウンドアバウト」でこのほど、秋の全国交通安全運動の一環として交通指導所が開設され、須坂警察署、須高・須坂市交通安全協会、須坂市、地元区の関係者約15人による啓発活動が行われた。
4方向から進入する車両の運転手に、ラウンドアバウトを通行する際の注意点(スピードを落とし、安全を確認しながら進入する。右回りで走行し、出る時に手前で方向指示器を出すなど)を記したチラシを配りながら注意を呼び掛けた。
同交差点は周りが田畑でスピードが出やすく、平成16年には死亡事故が発生するなど危険が指摘されていた。市内では平成26年9月1日に運用を開始した野辺町に次いで2カ所目、県内で6カ所目、十字路へは県内初の導入という。
須坂署交通課によれば、沼目町のラウンドアバウトでは運用開始から9月30日までの約3カ月で1件の物損事故(8月22日に出合い頭)が発生している。
一方、野辺町のラウンドアバウトでは運用開始から今年9月30日までの2年1カ月で5件の物損事故(1.26年12月24日 2.27年2月22日 3.27年11月13日 4.27年11月18日 5.27年12月28日。いずれも出合い頭)が発生している。
須坂署の坂下郁夫交通課長は「2つのラウンドアバウトとも人身事故はないが、物損事故は発生している。慣れてくると速いスピードで進入しがちになり危険が増大する。先に走行している車両や歩行者を確認し、安全運転でお願いします」と呼び掛けている。
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