2017-03-04 07:00 am by 須坂新聞
北方領土返還要求長野県民会議主催の「北方領土問題に関する標語コンクール」が先ごろ行われ、墨坂中3年の清水陽太君の作品「四島(しま)返還願いの種が芽吹く時」が最優秀賞に輝いた。同校2年の寺島東吾君の作品「両国の絆を結ぶ四島(しま)返還」が入選、墨坂中が学校賞を受賞した。
同コンクールは北方領土問題の啓発や返還機運の醸成などを目的に毎年開催。今回は県内の小中高校19校から1,152作品が応募。墨坂中は4年前から全校で応募している。
清水君は学校の授業のほか、インターネットなどで北方領土の歴史や現状について調べた。北方領土出身者がふるさとに戻れずにいることや、領土問題にほとんど進展がないことを知ったという。
「元島民の人たちの願いが叶い、未来が変わればとの思いを標語にした。北方領土を身近に感じられるようになった」と話した。
なお、同校では昨年8月に2年生4人が、北方領土青少年現地視察に参加した。北海道東部を訪問して関係者から北方領土について聞いたり、遠望するなどした。
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