2019-01-01 07:00 am by 須坂新聞
任期満了に伴う須坂市議会議員選挙(定数20)は1月27日告示、2月3日投開票で行われる。告示まで1カ月を切ったが、12月25日までの本紙の取材に対して、出馬表明した新人は1人のみ。ほかに現職17人が立候補を予定している。選挙戦は危うい状況となっている。有権者の関心も高まっていない。市選挙管理委員会によると、過去の市議選で無投票だったことはない。
立候補予定者は、新人が自営業の荒井一彦氏(66、下八町)。
現職は、1期が水越正和氏(67、屋部町)、古家敏男氏(61、横町)、宮本泰也氏(65、立町)、岡田宗之氏(55、横町)、荒井敏氏(67、屋部町)、久保田克彦氏(67、豊丘町)、堀内章一氏(65、小島町)の7人。
2期が西沢えみ子氏(60、塩野町)、酒井和裕氏(64、南原町)、浅井洋子氏(67、小河原町)、竹内勉氏(58、九反田町)、塩崎貞夫氏(68、九反田町)の5人。
3期は霜田剛氏(69、穀町)、中島義浩氏(64、八幡町)、石合敬氏(62、春木町)の3人。
4期は岩田修二氏(68、本上町)。5期は佐藤寿三郎氏(71、境沢町)。
2015年の前回選挙では新人は7人が立候補したが、今回は一転してこれまで1人。各地で擁立を探る動きはあるが、具体化に至っていない。
民意を反映した活発な議会による市政の課題解決、活性化や、市民が今後の須坂市を考える機会にするためにも、選挙戦を望む声は強く、新たな新人の名乗りが待たれている。
前回選挙は定数20で行われ、告示4日前に新人が名乗り出て、定数1超の選挙戦となった。投票率は過去最低の49.18%だった。
市選挙管理委員会は1月7日午前10時から市役所で立候補手続き説明会、16、17日に立候補届出等事前審査を行う。昨年12月1日現在、須坂市の有権者は42,552人(男20,455人、女22,097人)。
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