2019-03-16 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の情報化を考える会はこのほど、臥竜山公会堂で、オープンデータやICTを活用した臥竜公園や市動物園の活性化を考えるワークショップを開いた。市民や墨坂中学生、市職員など約20人が参加して、アイデアを出し合った。
オープンデータはテキストなど機械判読に適した形式、2次利用可能なルールでインターネット上に公開されたデータのこと。誰でも自由に使用、編集、共有でき、さまざまなビジネスやサービスの創出、効率化などが期待されている。須坂市ではオープンデータの公開や、それを活用した取り組みを推進している。
ワークショップは4グループに分かれて行った。Aグループは、臥竜公園を訪れた人の位置情報を使った桜の人気投票や、外国人観光客も呼び込むための桜の木を生かしたアート作品制作などを提案した。
Bグループは、臥竜公園などの各所にQRコードを設置し、スマートフォンをかざすと動物スタンプがもらえたり、動物園にいない動物とバーチャルリアリティー(仮想現実)で触れ合えるようにすることなどで、リピーターや若者を呼び込むなどとした。
情報化を考える会代表の遠藤守名古屋大学大学院准教授(須坂市明徳町出身)は「中学生など若い人の発想がたくさん出て面白かった。実現可能なアイデアは生かしていきたい」と話していた。
ワークショップは、世界で同日開催された「インターナショナルオープンデータデイ」の一環で行った。
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