2019-04-13 07:00 am by 須坂新聞
須高地区保護司会はこのほど、地域における更生保護活動の拠点としてサポートセンターを須高行政事務組合(須坂市境沢町)内に設置した。
サポートセンターは保護司の活動支援のほか、地域でのネットワークづくり、広報などの役割を担う。また今後の保護司の安定的確保や保護司活動の基盤強化などに適切に対応することが目的。
同センター設置は2008年度から始まり、17年度で全国886の保護司会のうち501の保護司会で設置。県内では19保護司会のうち17年度で11地区に設置、18年度中に未設置の8地区でスタートした。
設置の背景として、処遇困難な保護観察対象者が年々増加、地域の連帯感の低下もあり、保護司個人での活動が難しくなってきた。そこで政府は再犯防止推進計画を閣議決定するなど同センター設置を推進してきた。
同センターには経験豊富な企画調整保護司
の駐在が義務づけられている。須高地区保護司会でも理事、監事など14人が選任され、当日の開所式で、長野保護観察所長から辞令を受けた。
同保護司は同センターに交代で駐在する。開設日は毎週月、水、金曜日の午前10時〜午後4時。同センター☎026-285-9275(今月17日から)。
竹前郷史会長(米子町)は「センターを拠点に地域の関係機関や団体と連携しながら、犯罪をした人が円滑に社会復帰でき、住民が犯罪被害を受けることのない安心安全な社会の実現を目指したい」とあいさつした。
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