創成高生が庭園を出展〜25日開幕の信州花フェスタに

2019-04-20 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂創成高校農業科環境造園科の3年生ら24人は、25日から県松本平広域公園を主会場に県内で初開催される国内最大級の花と緑の祭典「信州花フェスタ2019〜北アルプスの贈りもの〜(第36回全国都市緑化信州フェア)」に庭園を出展する。コンテスト作品の一つとして、主会場の一角に生徒たちが設計・施工を手掛けた庭が展示される。
 造園や園芸の専門家、次代を担う高校生、自治体などの出展作品が集う庭園は、主会場を彩る花畑と並ぶ魅力の一つ。県内外から100作品以上が出展され、コンテストではこのうち59作品が、同校の対象となる花や緑と暮らしをつなげる作品をテーマにした「信州の庭」など三つの区分で審査を受ける。
 同校からは同科の3年生21人と2年生の希望者3人が参加。山に囲まれた信州ならではの「海への憧れ」と、開催地の中信地方にちなみ、かつて塩や海産物を運ぶために使われた「塩の道」をコンセプトにした。
 山を越えた先に海が広がる景色をイメージしながら、切り石を敷いて山道や川に見立て、枯山水で海を表現。ヤマモミジなどで雑木林の雰囲気をつくり、樹皮が原料の「バークチップ」で落ち葉や枯れ枝の感じを出した。遠くの山々はドウダンツツジで表した。管理のしやすさにも配慮し、デザイン性と実用性を兼ね備えた作品に仕上げた。
 生徒たちは3月26日に会場を訪れ、設計を担当した3年の北澤珠奈(しゅな)さんの指揮の下、広さ30平方メートルの区画に庭を造った。
 北澤さんは、立体的に見せる完成イメージ図を描くのが大変だったとしつつ、「(現場で)自分がデザインした庭が形になり、うれしさと達成感があった」。来場者には「コンセプトを踏まえ、庭の中に入って歩きながら見てほしい」と話している。
 フェスタは6月16日まで。自治体出展の「信州の花模様」(花壇・小庭)ブースには、須坂市や小布施町の関係者が制作した庭の出展もある。



 フェスタの一環で27、28日に主会場内で行われる女性造園技術者技能競技大会に、同校から北澤さんと若槻葵さんの3年生2人が出場する。
 石材、竹・木材、樹木など同じ支給材料を使い、延べ9時間以内に広さ12平方メートルの区画に作品を制作する。県内外から9組(2人1組)が出場し、技やデザインなどを競う。
 北澤さんと若槻さんが造る庭には、学校の壁泉に用いられている石積みや枯山水、授業で習ったガーデニングの技法を盛り込む予定という。
 2人とも庭造りの技術がほとんどないため、時間内に完成できるか不安もあるというが、北澤さんは「周りの人と比べないで力を合わせて楽しみたい」。若槻さんは「若さを武器にしてがむしゃらに頑張りたい」と話している。

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