2019-07-01 09:14 am by 須坂新聞
市が特別目的会社に設計・建設・維持管理・運営を委ねるPFI方式(民間活力導入)により発注する新学校給食センター(仁礼栃倉413の1他)整備運営事業で27日、事業者の須坂スクールランチサービス(須坂市新町851、善田高志社長)が安全祈願祭を開いた。
県道長野須坂インター線沿いの敷地は8,242平方メートル。鉄骨造地上2階建て、延べ床面積3,063平方メートル。
工期は7月から来年6月末まで。来年の夏休み明け(8月下旬、2学期)から2035年7月末まで15年間、事業者が市内小中学校へ給食を提供する。調理能力は1日最大約4,500食。1階は各種調理室など。2階は会議室や休憩室などで、2階通路から調理が見学できる設計だ。
設計監理は梓設計・アーキプラン設計・工事監理共同企業体。建築主体工事は北野・須坂土建特定建設工事共同企業体。電気機械設備工事はトーエネック。厨房機器設置はアイホー。事業落札者のジーエスエフ(東京都)が代表企業・運営企業。
三木市長は「県内学校給食センターで初のPFI方式導入。素晴らしい事業体に思いを寄せていただいた」。中島義浩市議会議長は「工事の安全を願い、須坂の子供たちにおいしい給食を届ける立派な建物を作っていただきたい」と述べた。
事業者の善田社長は「県内初のPFI活用とのことで注目度が高く、しっかり運営していかなければならないので各社一致団結して当たりたい。開業後は食育を学べる情報発信もして誠意をもって対応したい」とした。
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