【須坂市議会】遊水池可能か検討したい〜当初予算は災害関連計上

2019-12-07 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 市議会12月定例会は11月26日から29日まで16人が一般質問した。
 百々川のかすみ堤は大丈夫か(荒井敏議員の質問)に市は「現ハザードマップは、百々川に関して100年に1回程度の大雨を想定して作られている。メセナホール横のかすみ堤からの越水による浸水は発生しないようになっている。今回の増水でも緑地のある高水敷に水が上がることはなかった」とした。
 大水に対し排水機に依存する河川は幾つあるか(塩崎貞夫議員の質問)に市は「八木沢川に相之島排水機場、権五郎川に福島排水機場、川瀬川に福島北排水機場と中島排水機場があり、3河川に設置されている」とした。
 台風19号による中小河川の被害状況(塩崎議員)には「県管理の一級河川では上流域・中流域は河床の洗掘や護岸の欠損などの被害が発生した。鮎川は堤防からとみられる漏水被害が発生した。市管理の権五郎川は千曲川堤外地で護岸の一部が損傷した」とした。
 一方、土砂崩れ被害状況(同議員)に「国道406号の仁礼町仙仁地籍で土砂崩落が発生し一時通行止めとなった。林道は米子不動線、林道大谷不動線をはじめ多くの箇所で土砂崩落が発生し通行できなくなった。国の災害査定を受けて復旧に取り組む」とした。
 どのような千曲川の治水対策を国に求めていくのか(水越正和議員の質問)には「千曲川越水を受け、千曲川堤防対策期成同盟会で国に要望している立ケ花狭窄(きょうさく)部の解消などに加え、大河津分水路の拡張改修が必要となるので早期完成や越水しても破堤しない堤防へ強化、遊水池などの整備を要望したい」とした。
 千曲川の越水による損壊箇所は(佐藤寿三郎議員の質問)に「市に関係する部分は八木沢川樋門下流堤防の1カ所、約110mにわたり川裏側が崩落。国交省千曲川河川事務所の応急復旧工事は10月18日に着手し20日に完了した。本復旧工事の準備を進めていると聞いている」とした。
 八木沢川のバイパス水路構想(同議員)に「八木沢川から松川に流し込むことは松川沿いの被害を拡大する恐れがあり、慎重な議論が必要だ」とした。
 遊水池の整備(塩崎議員と佐藤議員)には「条件が整えば水害対策の有効な手段の一つとなるので市の地形条件等から設置可能か検討したい」とした。
 プレミアム付き商品券の利用状況(岡田宗之議員の質問)に市は「商品券購入申請が必要となる対象(住民税非課税)は約8,400人。申請不要の子育て世帯約1,200人に商品券購入引換券を送付した。住民税非課税者の申請は約3,100人で約37%。商品券販売(シルキー2階の窓口)は約4,700万円を販売している。全体販売見込み2億円の24%程度。利用登録は145店舗」とした。
 2020年度予算編成の基本方針について岩田修二議員は「骨格予算か通常予算か」とただした。三木市長は「当初予算は通常予算として編成作業を進めている。これまで(市長選後の04年度、08年度、12年度、16年度)も通常予算を編成している。さらなる安心安全なまちづくりの実現を目指すため、市内全域の防災減災対策の強化を緊急課題に位置づけた。第5次総合計画後期基本計画の仕上げにも取り組むこととしている」と答弁した。
 また、当初予算における災害復旧関連予算の見通し(岩田議員)に「十数億円規模の大型の災害復旧予算になる見通し。財源は国庫支出金や市債、財政調整基金を見込む。年度末の基金残高は前年度に比べ大きく減少が想定され、厳しい予算編成になる」とした。

2019-12-07 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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