【高甫小】柿の皮むき通し平和や命の尊さ学ぶ〜地域文化にも触れる

2020-11-07 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon高甫小学校(児童159人)で10月26日、「柿の皮むき体験会」が行われた。高甫地域づくり推進委員会が主催して毎年実施し20回目。校内にある長崎の被爆2世柿を通して平和や命の尊さについて学ぶ事業の一環で、個人宅など地域で採れた渋柿約700個の皮を全校児童でむいた。
 児童たちは1〜6年の縦割り10班に分かれて作業。例年だと全校児童が体育館に集まって皮むき競争や平和学習の発表なども行っているが、今年は新型コロナウイルスの影響で体育館のほか各教室に分散し、皮むき体験のみを実施した。
 2年の久保紅彩(くれあ)さんは「1年生のときよりも上手にできた。干し柿が出来るのが楽しみ」。6年の冨沢海翔(かいと)君は「実を削らずに皮をむけた。平和のことも考えながら、みんなと協力してできてよかった」と話していた。
 同委員会は2001年、長崎の被爆2世柿を通して平和や命の大切さを学ぶ「柿の木プロジェクト」に参加。苗木2本を同校敷地内に植樹した。同校の校章が柿の花をモチーフにしているなど高甫地区はかつて「柿の里」といわれていたこともあり、同事業は地域と学校が連携した平和学習とともに地域文化を継承するイベントとして定着している。
 同委員会の冨沢秀敏会長(野辺町)は「地域の伝統ある事業を通して、子どもたちには高甫の良さを知ってもらい、伝統文化を継承しながら地域とともに生きていってほしい」と話していた。
 全校で皮をむいた柿は6年生が日当たりの良い南校舎2階のベランダにつるした。今後は同委員と一緒に4年生が干した柿をもみほぐし、5年生が箱詰めして冷暗所に保存。食べごろになったら各家庭に持ち帰る予定。

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